What is WPF?

Windows Presentation Foundationの略であるWPFは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース）フレームワークでウィンドウズの最新の取り組みであり、.NETフレームワークと共に使用される。

ところでGUIとは？GUIは上記に記した様にGraphical User Interface（グラフィカルユーザーインターフェース）の略であり、今ここで目にしているそのものである。ウィンドウズはGUIによってコンピューターを稼働させ、例えば今読んでるこの資料が提示されているブラウザもGUIの働きによって読者のウェブページの閲覧を可能にしている。

GUIフレームワークは、ラベル、テキストボックスなどの広範囲にわたるGUIの機能を使用することによってアプリケーションの作成を可能にする。GUIフレームワーク無しの場合、これらを手動で書き込まなくてはならない上、ユーザーの全ての作業をテキストとマウスを使い入力していかなければならない。それはそれは膨大な仕事量であり、だからこそ殆どの開発者は基本的な作業をGUIフレームワークに委ね、優れたアプリケーション作成に集中している。

世の中には沢山のGUIフレームワークが出回っているが、.NET開発者に現在のところ最も興味を引きものはものは、WinFormsとWPFの2つである。WPFは最新であるのだが、マイクロソフトは未だにWinFormsを保持、支持している。次のチャプターでも見られる様にこの２つ、のフレームワークにはいくつかの相違点があるが目的は同じで、素晴らしいGUIで簡単にアプリケーションを作成することである。

次のチャプターでWinFormsとWPFの違いを検証してみよう。